Q&A


  ■レスポールとストラトでの弾く曲の違いはありますか?
質問:ギターはレスポールモデルとストラトでのひく曲の違いって
結構あるんですか?また、ギブソンのギターが欲しいんですけど、
ネットで購入しても問題ないでしょうか。(from はなさん)

回答:はなさん、お久しぶりですね。大学生活は慣れましたか?
さて、レスポールとストラトですね。僕はエレキギターを大きく
分けて3種類に分けています。

1・ストラトタイプ
2・レスポールタイプ
3・変則タイプ

です。1のストラトは、僕は「鋭い音を出すような時」に
使いたいですね。フェンダーのストラトがかなりイメージに
近いアタック感のある音が出せるのですが、弱点もあって、
アームをガンガン使おうとするとチューニングが安定しない
という所もありますんで、最近はペグ(弦を巻くところ)で
ロックをかけてしまうタイプのギターが僕はお気に入りです。
確か「シュパーゼルペグ」とかいう名前のはずです。
僕はストラト使うならアームを使いたいので、ビブラート以外
にアームダウン等を使う時はこのタイプのペグを搭載している
ストラトタイプのギターを使いたいですね。あとは、
クリーントーンを使う時に、ピックアップのスイッチをいじって
「ハーフ・トーン」という音も作りやすいので気にいってます。
アルペジオやカッティングをするときもストラトは良いですね。

2のレスポールは、僕は「ヘヴィーな音を出す時」に結構
使います。パワー・コードと呼ばれる主に2音で構成される
歪んだ音にはレスポールはかなり使えますよね。エフェクタ−で
ディストーションサウンドを作り出すのが馬鹿らしくなるくらい
良いレスポールのパワー・コードは最高です。また、レスポール
はサステイン(音の伸び)が良いので、ロング・トーンを使った
泣きのギターとかにレスポールを使いたいですね。イメージ的には
ジョン・サイクスのレスポールの使い方が僕は好きです。
注意点としては、レスポールを弾く時はハイポジションに指が
届きにくいので良く練習をしたほうが良いです。あと、レスポールは
物によっては重いものがあるので、あまりにもギターが重いと
疲れて弾く気が無くなりますから(僕だけ?)注意が必要です。

3の変則ギターっていうのは要はですね、プロとしてギターを
弾く場合、ストラトとレスポールというのは自分のギターじゃ
なくてスタジオにあるギターで弾く、とか業者からレンタルした
ギターで弾くという場合もあります。ですから、ギター奏法
として、フェンダーのストラト、ギブソンのレスポールに関しては
少なくともいつでも弾ける状態にしておかないとまずい訳です。
しかし、場合によっては上記の2種類以外の「弾き心地」のギター
を弾くケースも出てきます。例えば、フライングVとか、
スタインバーガーというギターはストラトやレスポールとは
全く弾き心地が違いますが(フライングVは座って弾くとかなり
弾き心地が違います。スタインバーガーはボディーが小さいタイプ
のものがあって、馴れないとカッティングをするのが難しいです。)、
結構使うギターです。なので、こういうギターも弾けた方が
良いと思うんですよね。

ということで、ストラトとレスポールの使い分けを僕なりに
書いてみました。もし良ければ参考にしてください!
あ、ちなみに僕はネット通販でも楽器ガンガン買いますね。
一本一本弾き心地を試奏しても良いんでしょうが、仕事では
色んなギターを弾く事があるので、どんなギターでも弾ける奏法
を身に付ける方が重要だと僕は考えています。それでは!!

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