Q&A


  ■ピッキングフォームがこねるピッキングになってしまいます…
質問:加茂さんこんにちは。今日まで練習してきて最近気になるのですが、
フルピッキングの際などに親指と人差し指でピックをこねる、またはうねうね
させるようなピッキングになってしまいます。ピックを深くもってみたり、
力を抜いてみたりしましたが今イチ改善法がわかりませんでした…
どうやって改善したらよいでしょうか?(from 市川さん)

回答:市川さん、ドモです!こねるピッキングというのはよくある問題ですよね。
やっぱりですね、ピッキングは手首を活用して行うのが一番良いと思います。
なかなか文章に書くのは難しい部分ではあるのですが、ヒントを述べると、
例えば手刀でスイカを割るとしますよね?(そんな奴はいない??!)

その時に最もスイカをパワフルに割るフォームというのを研究してみると
良いんではないでしょうか。速いピッキングをするためには、当然手の動きも
速くないといけませんよね。親指でこねてもスイカは割れないです。
また、手首のピッキングということでよくあるのが、手首を90度位に
折り曲げて、ボディーから手首を浮かせて弾く方法です。アコギのストローク
等でたまに見ますよね。しかし、この手法もこれでスイカが割れるかというと
なかなかスイカの上でペシペシ言ってるだけでなかなか割れないんじゃないかと
僕は思うわけです。

そこで!空手家のチョップのフォームに着目するとですね、空手家は
チョップするときに腕から指先までを真っ直ぐにしてチョップするじゃないですか?
スイカと手刀が激突する際に、手首が小指方面に動くような動作になりますよね。
これが最も威力が出るんじゃないかと思います。その応用でピックを持ち
ギターを構えると、自分の右足の上にスイカがあると思ってですね、
スイカをスパッと割るようにチョップするイメージで振ると、手首がボディーから
浮かないで、ピッキングできます。その時に「自分が無理やり手首を動かす
イメージ」でピッキングしないことです。チョップをする時に手首を無理やり
動かしたりしないじゃないですか?ひじに”ほんの少しだけ(沢山ではなく!)
力を入れる”とそれにつられて手首がたまたま動く、的なイメージでピッキング
すると良いと思います。言葉だけではなかなかイメージがわかないでしょうから、
誰か先生に習って先生のフォームを間近で見たり、ギタリストの映像を見ると
良いと思います。お勧めギタリストは、ジョン・ペトルーシ、アル・マッケイ、
アル・ディメオラ、ポール・ギルバート等です。ご参考までに!

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